入門講座 2万5000分の1地図の読み方 (Be‐pal books)
平塚 晶人

定価: ¥ 1,680
販売価格: ¥ 1,680
人気ランキング: 3059位
おすすめ度:

発売日: 1998-10
発売元: 小学館
発送可能時期: 在庫あり。
読み物としては面白いが
25000/1の地形図を持って山に入るのは当然として、歩きながら頻繁に地図を確認するのは事実上困難だ。ルートファインディングでの地図とコンパスは、現在位置が正確に分かっていないと役に立たない。現在の位置を確認するのは標識の有る所が一番だが、そう都合良くは行かない。目印になる物、位置を特定できるもの(目立った地形や樹木)が有る場合はそれによって現在地を知ることができるが、初めての山で地形図だけで現在地を言い当てるのはほとんど無理だろうと思う。高度計などの助けが無ければ難しいと思う。初めての山で、薮で周りが何も見えない道、霧で目標になるピークや稜線が見えない時、実際には思ったようには行かない事が多いと思うのだが・・・。
知っている山を地図と照らし合わせて地形を思い描くのは簡単だから、筆者も現場で地図を見ろとしつこく言っているのだろうが。
筆者の地図読みの技術解説は的確で、とても良いのだが、仮にこの本のテクニックを総て覚えたとしても、読めない地形が幾らでも有る事をもう少し正直に書いてあれば、と思う。
GPSは今や絶大な威力を発揮するし、下手な地図読みよりは数段当てになる。そして、25000/1の登山道が実際と違っていたりする場合でも、新しい登山地図では指摘されている事も多く、普通に、普通の山に登る人には登山地図とコースガイドは地形図よりも有用な場合も多々ある、と思うのだが・・・素人の勘違いか?
読図のバイブルです。
著者の豊富な経験と、山と読図を愛する熱意の賜物です。
本体と地図帳の組み合わせによる読図演習が面白くて引き込まれます。
地図が段々立体に見えてくるほど。
方向音痴の私でもこれを読んで、地図と磁石で随分と症状が緩和されてきました。
ただのノウハウ本の域を超える、バイブルと呼んでもいい、完成度の高い本です。
地図を愛するすべての人へ
本書の優れているところは、なんといっても、豊富な演習問題がついていることだろう。これだけで、星五つ分の価値がある。この手の本は、解説一辺倒になりがちだが、ちゃんと読者に問題を解かせる形式にした意義は大きい。地図に興味を持つ人は、ぜひ本書の問題集に挑んでほしい。
本書にも、いろいろケチのつけどころはある。著者はあまりにも2万5千分の1地形図絶賛一辺倒であり、『エアリア』をはじめとする登山地図を軽視しすぎている。GPSについても、過小評価しすぎだろう。地図の読み方・コンパスワークの方法についても、ちょっと杓子定規にすぎるきらいがある。だが、本書に掲載された膨大な演習問題の価値は大きく、減点対象とするにあたらない。なお、本書の欠点をカバーするには、他の参考書も当たるほうがよい。
本書を手にする人は、すでに山歩きの経験があり、登山地図を使っている人がほとんどだろう。本書でしっかり机上訓練したあとは、実際に地図を持って山に繰り出したい。